カラヤンに見出され一躍注目を集めたデュメイ。ミルシテイン、グリュミオーの薫陶を受け、20世紀の巨匠たちと共演を重ねてきた彼はまさに「偉大な伝統の継承者」といえる。ブラームスをはじめとするピリスとの録音(グラモフォン)は歴史に残る名盤だ。
2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝のフルネル。務川慧悟、阪田知樹の入賞でも注目を集めた同コンクールでの演奏は、詩情や知性にあふれ、技巧だけでは通用しないクラシック新時代を予感させた。
20年に「メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ、無言歌集」を録音し、共演を重ねるデュメイとフルネル。今回はロマンティックでありながら、深い精神性を堪えるブラームス円熟期の3曲を取りあげる。晩秋にふさわしいロマン派の傑作で、巨匠と新時代の実力派による親密な掛け合いに期待が高まる。
出演者
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オーギュスタン・デュメイ
ヴァイオリン
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ジョナタン・フルネル
ピアノ
入場・チケット購入
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入場料15000円
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