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クラシックコンサートって敷居が高そう!マナーってあるの!?

クラシックコンサートは敷居が高い?

 クラシックコンサートというと、なぜか敷居が高いと思われがちです。 そもそもクラシック音楽が難しそう、堅苦しそうといったイメージを持つ方が多いため、クラシックコンサートも同じように敷居が高いのではないかと思われてしまうのです。

 しかし、思っているほど堅苦しいマナーは基本的にありません。映画館や美術館などと同じように、最低限のマナーさえ守っていれば、決して敷居の高いものではありません。 そこで、クラシックコンサートのマナーやエチケットについてご紹介していきましょう。

コンサートに行くまでの準備

 クラシックコンサートに行くのだから、演奏される曲の予備知識が必要なのではないかと事前にしっかり勉強される方もおられますが、コンサートの楽しみ方は人それぞれ。予備知識なしの状態でも構いません。

 しかし、オーケストラで交響曲の演奏がある場合などは長ければ1曲30分〜1時間を超えるものも出てきます。 一般的なピアノ演奏のように、数分で終わるだろうと思っていると曲の長さにびっくりしてしまう可能性もあります。また、休憩時間の有無などもある程度確認しておくと、トイレにいきたくなったときなども安心できるでしょう。

 そこで、コンサートのパンフレットの解説を読んでおく、余裕があれば楽曲をインターネット等で調べて一度聴いておくといった準備をしておくと安心でしょう。

服装はカジュアルすぎず、キレイめがベスト

 クラシックコンサートというと、正装で行くべきか悩む方が多いでしょう。 しかし、一般的なコンサートの場合、それほどドレスコードは気にせずに行っても構いません。 しかし、せっかく生演奏を聴きに行くという非日常的な出来事を楽しむのですから、男性ならジャケット、女性ならワンピースなど、結婚式の二次会くらいのイメージで、少しよそゆきの服装ででかけることをオススメします。

 ただし、ガラ・コンサートと呼ばれる「祝賀演奏会」、「創立○周年記念特別演奏会」というような何かを記念しておこなわれる演奏会やオペラの場合は、ドレスコードが指定されている場合があります。 この場合でも結婚式に行くような服装(フォーマルスーツ、蝶ネクタイ、ドレス、着物など)であれば、そんなに心配しなくても大丈夫です。

 そして、洋服よりも大切なポイントは靴やアクセサリーです。コンサートホールは、どの席でもよく区超えるように音が響きやすくなっているので、音が響くヒールの高い靴やジャラジャラのアクセサリーは控えるようにしましょう。

コンサート会場でのマナーとエチケット

 初めてクラシックコンサートに行く場合、想定外のトラブルが起こることもあります。 例えば、会場までの移動時間を見誤って開演時間に間に合わず、遅刻してしまうといったトラブルが起きた場合です。 もし遅刻しても、ほとんどの場合は入場可能ですから心配いりません。

 しかし、演奏中にホールに入るのはマナー違反ですので、曲と曲の間、楽章と楽章の間などのタイミングで素早く着席することになります。 タイミングがわからなくても、入場口の案内係の指示があるので、不安にならずに指示に従うようにしましょう。もしも案内係がいない場合は、ホールに入ったら扉のところで待機し、静かに立って聴くようにします。あとは、拍手や休憩などのタイミングで席につくと良いでしょう。

 あとは、開演前に注意事項としてアナウンスされることもありますが、最低限のマナーとして私語を慎む、どうしても途中で退席する場合は曲の途中ではなく曲と曲の間にする、携帯電話の電源をオフにしておく、演奏の録音・録画の禁止、飲食・喫煙の禁止、就学前の子どもの入場制限(コンサートごとに年齢制限は異なる)などです。 チケットやパンフレットを事前に確認しておくと良いでしょう。 あとは、拍手のタイミングなどもわからなければ、周りに合わせるといいですね。

 クラシックコンサートというと、ガチガチのマナーがあり、敷居が高そうな先入観がありますが、カジュアルすぎず、派手すぎず最低限のマナーさえ守っていればそれほど堅苦しいものではありません。 普段より少しオシャレをして音楽を思い切り楽しみましょう。