La Guirlande(ラ・ギルランド)
悠久のオスティナート
2015年11月14日(土) 15:00 開演
パーセル:三声の為のソナタ第4番
パーセル:パヴァーヌとシャコンヌ
ウッチェリーニ:ボスカリーチェよりファンタジア
パーセル:グラウンドによる三声の為のファンタジア
パーセル:スイート ト長調
マリーニ:パッサカリオ
パーセル:オペラ 「アーサー王」より シャコンヌ
他
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コンサートについて
バロック時代の定番の編成の一つである「二声あるいは三声以上の旋律楽器と通奏低音」というスタイルは、後の時代の、各声部の音域や役割に明確な違いのある弦楽四重奏とは似て非なるもので、バロック期の終焉と共にほとんど姿を消してしまいました。
この、各声部のメロディが対等に絡み、ある時は競いあうように奏でられる様式はこの時代の西洋音楽の特徴の一つと言えるでしょう。
今回はイギリスバロックを代表する作曲家、パーセルと、“オスティナート(通奏低音が同じ和声進行を果てしなく繰り返す)” という当時流行していた形式の作品群を軸にプログラムを組んでみました。
イギリスの柔らかい音色にイタリアンのスパイスを少し加えて。
La Guirlandeでしか出せない弦楽器の魅力を存分にお楽しみ下さい!
*La Guirlande(ラ・ギルランド)*
2014年の12月、コレッリのクリスマス協奏曲の公演を始まりに結成し好評を頂いた「“ヴァイオリン3本”または“ヴァイオリン2本とヴィオラ + 通奏低音”」という、旋律楽器を弦で揃えた、関西では数少ない(もしかしたら唯一の)ユニットです。
Guirlande(ギルランド)とは、フランス語で「花輪」「花綱」「花飾り」の意味します(ラモーのアクト・ド・バレの作品「花飾り、または魔法の花」La Guirlande, ou Les fleurs enchantées (1751年)の名を元に)。
音色が花降り、花輪の様に奏者、お客様が繋がって行く事を願って。。。
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