樫山文枝主演で贈る本作は、「芸術の秋」にふさわしく音楽と演劇とが出会ったおしゃれでいて芸術性ゆたかな作品です。現代のキャサリンと19世紀のベートーベン、2人の情熱が時空を越えて重なり合うテーマを軽やかに魅せる新鮮な舞台。全編をピアニストによる変奏曲の調べにのせて、現在と過去を行き来しながら、さまざまな人間模様をユーモラスかつ重厚に描き出します。
<あらすじ>
現代のニューヨーク。音楽理論学者キャサリンは、難病に侵されながら研究を続けている。ディアベリという楽譜出版者の作った凡庸なワルツ曲を元に、ベートーベンは33もの変奏曲を作った、その謎を追うためである。一方1819年のウィーン。やはり病に冒されたベートーベンがその変奏曲を作り始めている。最初は拒んでいたこの仕事にすっかり心を奪われてしまったのだ。その理由は秘書のシントラーにも理解できない。ドイツに渡ったキャサリンはベートーベン・ハウス資料室の司書ゲルティ、娘クララ、看護師マイクの助けを借りながら研究を続ける。しかし病気は徐々に進行し、やがて動くこともかなわなくなった彼女の前にベートーベンが姿を現す…
プログラム
入場・チケット購入
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一般 6,300円
U25(25歳以下)3,150円 -
購入方法
劇団民藝 044-987-7711
チケットぴあ(Pコード:459-631)、ローソンチケット(Lコード:34562)イープラス、キノチケオンライン
問い合わせ
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電話番号
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