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Crossings Project

自己・社会・音楽=器官なき身体

2015年07月25日() 18:00 開演

下北沢ハーフムーンホール東京都

http://crossings21.jimdo.com

曲目
*無常 "Impermanence" 3.11 
*コーネリアス・カーデュ「ベトナムソナタ/ Vietnam Sonata」
演奏 小森俊明(Piano)
*ルイジ・ノーノ「苦悩に満ちながらも晴朗な波 ...sofferte onde serene…」
演奏 下川れいこ(Piano)
*山口 紘 「A Time(s) to Love and a Time(s) to Die」
  演奏 山口 紘 (Electronics)
*小森俊明「One Step Forward, One Step Back for Piano and Toy Piano」
演奏 小森俊明(Piano,Toy-piano)
*河合孝治 「"Ritornello" 阿字音声」 
  演奏 桜井真樹子(声明)坂本美蘭(朗詠)下川れいこ(Piano) 河合孝治(Electronics)

Crossings Project

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コンサートについて

誰が言ったか定かではないがアーチストは「社会の生き証人である」という言葉があったと思う。それは社会の様々な問題に対して常に批判的精神をもちつつ、同時に冷静な目をもって自己を見つめるということである。
もっともそれはアーチストに限った事ではなく1人の人間として誰でもそうした態度は大切である。しかし、またそれは難しい事でもある。メディアや企業は常に人々に「万能感」や「可能性」という悪魔的言葉で混乱を作り出し、無駄遣いをさせ、過剰な欲望を生じさせようとするからである。ただ、私達はそのような社会の問題に対して一つ一つ批判を投げかけることを目的とはしない。すでに地球上に発生した生物の99%は死滅したように、やがて人間も地球も同じ運命をたどる。私達の築き上げた文化などほんの一瞬でしかないのだ。ちなみに人はなぜ苦しむのかと言えば(釈迦はそれを8つに分類したが私達はもっと単純に)1. 自分のおもいどおりにならない2. 人と比較する3. 言葉に執着する4. 何かを残そうとするからではないかと思う。特に「何かを残そうとする」という欲望は強いと言える。それは生命であったり、作品であったり、世界遺産のようなものだろう。しかし、ピラミッドであろうが法隆寺であろうがそれは建設当時のものとはまったく違うものである。また現在のデジタル・データも将来永久に残る保証などないし、かりにそれらが存続してもそれに対する意味や価値はまったく異なるものに変化するのである。
従って私達が強調したいのは「災害、戦争、死」を通じ、それこそが常住であり、ハイデッガーが言うように私達は生まれると同時に死へ向かって進んでいると言うすべては消滅し変化する無常を受け止め、そこから見えてくる一瞬、一瞬の積極的なニヒリズムこそ必要であることを。

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