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東京海洋大学・共立薬科大学管弦楽団

第43回秋季定期演奏会

2016年12月25日() 14:00 開演

国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 大ホール東京都

http://kaiyodaioke.squares.net/index.htm

ベートーヴェン 「エグモント」 序曲 / ドヴォルザーク 「チェコ組曲」 / ブラームス 「交響曲第2番」
今回の演奏会は2つの国の作曲家をテーマにお送りします。
1曲目、「エグモント」序曲はゲーテの書いた戯曲「エグモント」のためにドイツの作曲家、ベートーヴェンが書いた劇音楽の序曲です。オランダ植民地に圧政を敷くスペインへ反旗を翻したエグモント伯爵を題材にし、その悲劇的運命と英雄的な行動が描かれています。スペインの支配を思わせるサラバンドが印象的です。
2曲目はチェコの作曲家のドヴォルザークが作曲した「チェコ組曲」です。ドヴォルザークの代名詞でもある、「スラブ舞曲」の発表の後に作曲されたものです。ちなみに舞曲集はブラームスが絶賛したことで知られています。チェコ地方の民族舞踊であるソウセツカーやフリアントが題材になっておりチェコの民族舞踊の独特なテンポ感を感じることができます。ドヴォルザークは調性の使い方も天才的な才能があり、そちらも楽しんでいただければ大変嬉しく思います。
そしてメインプログラムはドイツの作曲家、ブラームス作曲の交響曲第2番です。ブラームスは交響曲第1番を完成させるため21年という長大な年月をかけましたが、本作はわずか4か月と、比較するとかなり短い期間で完成しました。ベートーヴェンを意識せざるを得ない時代の中で交響曲第1番を完成させたブラームスは、発表により精神的に解放されたためか避暑のために南オーストリアのヴェルター湖畔のペルチャッハで作曲に取り掛かりました。交響曲第1番と音楽的にも非常に対照的で、非常にのびやかな曲です。しかし、構造は多作と同様にやはり複雑で各楽章を通して同じフレーズがパートで引き継がれていったり、形を変えて再び登場したりと曲の理解という面で非常に苦労しました。しかし、団員一丸となって曲の構造や魅力を少しずつ理解するように努力してまいりました。聴衆のみなさみに少しでもこの曲の美しさが伝われば私どもにとってこれほど大きな喜びはありません。

東京海洋大学・共立薬科大学管弦楽団

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