やまとの夏にモラヴィアの風Flute Duo Concert

クリスティーナ・ヴァツロヴァ＆大嶋義実　フルート二重奏

2022年08月19日(金) 19:00 開演

フルート: クリスティーナ・ヴァツロヴァ / フルート: 大嶋義実 / ピアノ: 吉田はるみ

（第1部～ハプスブルグ残照）
F.＆K.ドップラー：プラハの想い出
W.A.モーツァルト：2本のフルートのための『ドン・ジョヴァンニ』・『魔笛』より
P.ヴラニツキー: 2本のフルートのための６つのデュエットより
F.ドップラー：ハンガリー小二重奏曲

（第2部～やまとの夏にモラヴィアの風）
矢代秋雄：2本のフルートとピアノのためのソナタ
B.スメタナ：モルダウ（交響詩『我が祖国』より）
成田為三：浜辺の歌
F.ドップラー：夢遊病の女

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コンサートについて

チェコ・モラヴィアの名門ブルノ・フィルの奏者をつとめた気鋭のフルーティスト、クリスティーナ・ヴァツロヴァと、プラハ放送響首席奏者などを歴任した円熟のフルーティスト、大嶋義実による二重奏。暑いやまとの夏に大草原の風を吹きおこします。

♪第1部～ハプスブルグ残照
モーツァルト～ドップラーまで、かつてヨーロッパで広大な領土を誇ったハプスブルグ帝国に響いた色とりどりの調べを、歴史をたどりながらおききください。

♪第2部～やまとの夏にモラヴィアの風
日本と東欧の心に響く名曲をお送りします。

《出演者プロフィール》
♪クリスティーナ・ヴァツロヴァ
ブルノ・ヤナーチェク音楽アカデミーにてヴァーツラフ・クント教授に師事。2015年論文「20世紀におけるフルート奏法の発展と現代トレンドへの適用」により博士号取得。ブダペスト・フランツ・リスト音楽院にても研鑽を積む。2021年までブルノ・フィルハーモニー管弦楽団フルート奏者を務める。現在ヤナーチェク音楽アカデミー助教授。本年フルート奏法のさらなる発展研究のため、京都市立芸術大学客員研究員を務める。2001年コンチェルティーノ・プラガ第1位、2009年フリードリヒ・クーラウコンクールソロ部門2位、2011年同コンクールトリオ部門1位等、受賞歴も数多い。

♪大嶋義実
京都市立芸術大学卒業後、ウィーン国立音大を最優秀で卒業。プラハ放送交響楽団首席フルート奏者、群馬交響楽団第一フルート奏者を歴任。現在京都市立芸術大学副学長・理事、同大音楽学部・大学院研究科教授を兼任。日本音楽コンクール他、内外のコンクールに入賞入選。ソリストとして国内はじめヨーロッパ各地、アジア諸都市で毎年公演を行なう。プラハ響、群響、京響をはじめ数多くのオーケストラと協演。13枚のＣＤをリリース。《モーツァルト・フルート四重奏、協奏曲集》は「モーツァルト信奉者たちを統合するための全てを備えている」等、内外で高評価を得る。著書：《音楽力が高まる17の『なに？』》《演奏家が語る音楽の哲学》

♪吉田はるみ
大阪音楽大学卒業。ケルン音楽大学を最優秀で卒業、演奏家試験に合格。東京でのリサイタルで好評を得るなどソロや、ケルン放送響首席フルート奏者M.ファウスト氏の日本ツアー共演、現代曲の初演、ダンスとのコラボなどアンサンブルでも、多彩な活動を行う。