河野克典バリトンコンサート

ドイツロマン派を代表する作曲家シューマン。結婚し幸せの絶頂で書いた至高の歌曲集「詩人の恋」を ドイツリートの第一人者が 繊細に 色彩豊かに歌いあげる。

＜河野克典プロフィール＞
東京藝大大学院修了後、ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音大で学ぶ。ジュネーブ、ヘルトゲンボシュ国際音楽コンクール等で入賞。欧米でのリサイタル、オペラ、オーケストラ、宗教曲の公演に出演。国内でもN響定期を始めとするオーケストラ、サイトウ・キネンの公演のソリスト、新国立劇場にはオープン時の「魔笛」のパパゲーノをはじめ数多くの役で出演。これまでに小澤征爾、大野和士、ケント・ナガノ、沼尻竜典、広上淳一、オリバー・ナッセン、K・マズア、G・ベルティーニ、E・インバル各氏ほか内外の著名指揮者と数多く共演。2003年まで4年間、朝日新聞社の「CD視聴室」の選者としても活動。平成16年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。現在、横浜国大、東京藝大等で後進の指導にあたっている。「山口ふるさと大使」

＜天野由唯（ピアノ）プロフィール＞
兵庫県宝塚市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、本年4月より同大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻へ進む。多岐にわたる作編曲を手掛ける他、ピアニスト・室内楽奏者として活動を行う。第19回弘前桜の園作曲コンクール一般部門第2位。第15回現代音楽演奏コンクール“競楽XV”第2位。第23回ショパン国際ピアノコンクールinASIAコンチェルトB部門アジア大会金賞ならびにコンチェルト賞。