――あなたは山田耕筰を知っているのか
山田耕筰没後60周年記念企画。山田耕筰といえば誰もが知る《赤とんぼ》などの名曲を作り、日本で初めてプロのオーケストラを組織し、多くの弟子を育てました。教科書でも教え伝えられる、いわば音楽史上の偉人です。しかしながら、この人が先述の業績に収まらない多様な側面を持っていたことをどれほどの人が知っているでしょうか。
ベルリン留学からの帰途で山田はスクリャービンのピアノ曲を聴き衝撃を受けました。その後、山田は音楽に言説にスクリャービンふうの要素を用いるようになりました。今回の演奏会では、この出会いを軸に現在われわれがよく知る山田になるより前の彼の姿を浮かび上がらせます。また、《黎明の看経》は自筆譜を基にした版を、《鐘が鳴ります》は近年の新しい編曲版を使用することで、過去の山田とこれからの山田を見定めることを試みます。
演奏される西岡さんは〈El Sur〉(2024年7月)に続き、2度目の登場です。九州大学にて音楽コンクールの意義および地域との関わりに関する研究で博士号を取得され、ますます活躍の幅を拡げられています。どうかご期待ください。
プログラム
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山田耕筰 (青木聡汰)
入場・チケット購入
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入場料大学生以上(前日までに予約)1000円大学生以上(当日の予約または予約なし)1500円小学生以上高校生以下(前日までに予約)500円小学生以上高校生以下(当日の予約または予約なし)1000円
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代表的なチケット販売先のURL
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未就学児入場可能
演奏中に出入りしやすいよう、扉側の席をご案内いたします。
チケット購入予約
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購入予約申し込み
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申し込み後の流れ
こちらからの返信をもって予約完了とします。当日はお釣りのないようご協力ください。なお、予約に際してはgmailからメールが受け取れる状態にしてください。
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予約申し込み終了日
2025/09/19
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予約可能席数
100 席
問い合わせ
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