本公演の掉尾を飾るのは、ブラームスが自身の最高傑作とした交響曲第4番。
古代ギリシャやバロックの形式であるシャコンヌ(パッサカリア)を取り入れたこの終楽章は、一見伝統への回帰でありながら、初演に参加したR.シュトラウスが「とてつもない楽想、そして創造力」と称賛した革新を体現する作品。
そのブラームスがもっとも尊敬したベートーヴェンからも交響曲第4番。
第3番《英雄》と第5番《運命》という大曲に挟まれたことから、R.シューマンに「巨人に挟まれたギリシャの乙女」と評されたこの曲は、古典様式の制約の中で新たな創造に取り組んだ“傑作の森”時代の名曲です。
演奏会の幕開けはバロックの作曲家、パーセルの《シャコンヌ》。
イギリスの伝統音楽に大陸の新しい様式を融合させたパーセルの楽曲をブリテンが弦楽合奏に編曲しました。
17世紀の典雅な雰囲気を残しながら20世紀に再解釈されたこの曲は、ブリテンの「創造的な伝統主義」を鮮やかに体現する作品です。
古くて新しい。
先駆者の築いた伝統を礎に、革新者たちが進化させた響きをお楽しみください。
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指揮
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入場料自由席500円
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