第7回演奏会となる本公演は、フランス音楽が育んできた「祈り」と「魔法」という二つの世界を軸に構成された、詩情あふれる演奏会です。サブタイトル「荘厳な祈りの響き、躍動する魔法の詩」が示すとおり、静謐で内省的な精神性と、物語性に富んだ幻想的な音楽が一夜のうちに交差します。
メインプログラムであるサン=サーンスの交響曲第3番《オルガン付》は、オーケストラ作品の中でも特別な存在感を放つ名作です。オルガンは独奏楽器として前面に立つのではなく、オーケストラの一部として溶け込みながら、時に祈りのように静かに、時に圧倒的なスケールで響き渡ります。さらに本公演では、豊田市コンサートホールが誇る『幻のオルガンビルダー』と称されるジョン・ブランボー社製で、アジア初導入となる3922本のパイプを持つ壮大なパイプオルガンの響きを存分に味わえることも大きな聴きどころです。終楽章で解き放たれる壮麗なクライマックスは、人の内面に深く訴えかける精神性を湛え、聴く者に強い余韻を残します。(オルガニスト:都築由理江)
一方、デュカスの交響詩《魔法使いの弟子》では、音楽が物語を語ります。水を運ぶ弟子の失敗と混乱を描いたこの作品は、躍動感あふれるリズムと鮮やかな管弦楽法によって、まるで舞台を観ているかのような臨場感を生み出します。緻密に計算された構成とユーモア、そして制御を失ったエネルギーが、聴衆を一気に幻想の世界へと引き込みます。
ラヴェルの《古風なメヌエット》は、そうした壮大さや物語性とは対照的に、洗練された静けさと品格を湛えた作品です。過去の様式への敬意と、近代的な感性が繊細に溶け合い、フランス音楽特有のエスプリが静かに香ります。演奏会全体に奥行きと余白を与える一曲です。
祈りの響き、魔法の躍動、そして洗練された詩情。三者が交わることで、本演奏会は単なる名曲集ではなく、フランス音楽の精神と美意識を体感する一夜となります。クラシックファンはもちろん、物語性や音のイメージに惹かれる方にも、深い印象を残す演奏会です。
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プログラム
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チケット発売日
2026/01/18
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