本公演は、スペイン王フェリペ2世に仕えた宮廷音楽家、アントニオ・デ・カベソンの作品に焦点を当てた珠玉の古楽コンサートです。カベソンは英国のウィリアム・バードやオランダのスヴェーリンクら、後の著名な作曲家たちにも大きな影響を与えた鍵盤詩人として知られています。今回は、息子エルナンドが編纂した1578年の作品集を軸に、ティエントやグローサ、ディファレンシアといったスペイン独自の器楽形式を通じて、その卓越した音楽世界を紐解きます。宗教音楽のイメージが強い当時のスペイン音楽において、器楽文化がどれほど豊かで独自性に満ちていたかを、没後540年の節目に鮮やかに描き出します。古楽器が奏でる繊細かつ情熱的な響きとともに、ルネサンス期の音楽的潮流を深く味わう特別なひとときをお過ごしください。歴史的な意義と音楽的な喜びが交差する充実したプログラムを、どうぞお楽しみください。
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入場料一般(前売)4000円学生(前売)2000円
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