未来のオペラ歌手を目指している若手声楽家のコンサートを聴いてきました。ホワイエでの開催のため、前席との段差はなく、平面に椅子が並べられているだけなので、案の定、前席の人の後頭部で歌唱している姿は100%見えず、文字通りただ「聴くだけ」の残念なコンサートで、衝立の向こうで歌っている声を聴いている感じでした。研修成果をお披露目する顔見せ公演的な要素があると思うので、主催者さんには、小さなステージを設けて、観客から歌唱している様子が少しは見えるようにするなど、配慮頂けるとよかったと思いました。プログラムはドニゼッティ「愛の妙薬」、モーツァルト「フィガロの結婚」以外は聴いたことのないオペラのアリアでした。演目のチョイス、攻めてますね〜!
2024年02月18日 17:05