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ヴォーカル・アンサンブル カペラ

ヴォーカル・アンサンブル カペラ演奏会『サルヴェの祈り』-15世紀フランドル「マリア兄弟団」の夕べの祈り

2001年07月27日() 19:00 開演

カトリック碑文谷サレジオ教会東京都

http://www.cappellajp.com/

 ギヨーム・デュファイ Guillaume Dufay (ca.1400-1474)
   *「救い主を育てし母」 "Alma Redemptoris Mater"
 ヨハンネス・オケゲム Johannes Ockeghem (ca.1425-1497)
   *「アヴェ・マリア」"Ave Maria"
 ジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1450s? -1521)
   *5声の「サルヴェ・レジーナ(めでたし元后)」"Salve Regina" a 5
   *第4旋法のマニフィカト Magnificat quarti toni
 ロイゼ・コンペール Loyset Compere(ca.1445?-1518)
   *第1旋法のマニフィカト Magnificat primi toni
 ギヨーム・デュファイ Guillaume Dufay (1397/98-1474)
   *「救い主を育てし母」 "Alma Redemptoris Mater"
 アントワヌ・ビュノワ Antoine Busnoys(1430s?-1492)
   *「天の后、喜びたまえ」"Regina caeli laetare"
 ピエール・ド・ラ・リュー Pierre de la Rue (ca.1460-1518)
   *「めでたし天の后」"Ave Regina caelorum"
 ほか

ヴォーカル・アンサンブル カペラ

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コンサートについて

デュファイ、ジョスカン・デ・プレら、ルネサンス時代のフランドル楽派とい
われる作曲家達の作品には、聖母マリアに関する歌詞を持つものが多くありま
す。これらはどのような場で歌われたのでしょうか。

ルネサンス時代のポリフォニー音楽を支えたパトロンとして重要だった「マリ
ア兄弟団」は、聖母をたたえる祈りを捧げることを目的に聖職者、貴族、都市
の有力者達が中心となって結成されたもので、晩課の後などに自ら聖歌を歌い、
また専属の聖歌隊にポリフォニーを歌わせる「夕べの祈り」を盛んに行ってい
ました。
中でもサルヴェ・レジーナを中心とした「サルヴェの祈り」はサルヴェ兄弟団
あるいはマリア兄弟団を中心にヨーロッパ各地の教会に広まり、毎週のように
土曜の午後などに行われていたようです。女性や身分の低い者も参加したとい
う兄弟団の「サルヴェの祈り」は、祈りの場であると同時に、宗教的な演奏会
といった意味もあったと思われます。

本公演では、様々な議論のある中で、一つの可能性として、彼らの傑作モテッ
トを集めて15世紀の「サルヴェの祈り」を再構成し、歴史的典礼の再現を試み
るとともに、フランドル楽派の聖母モテットの変遷もたどります。

最新の研究成果を踏まえ、世界的にもほとんど試みられていない斬新な企画を、
ルネサンス時代の楽譜をそのまま使用し、当時の発声・発音にこだわりつつ高
い精度で演奏するプロの声楽アンサンブル、カペラがお届けします。

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