小鼓・謡・ヴァイオリンで描く『葵上』

小鼓・Vln・ダンス『即興というZOYD-LOGUEなお話』

2018年03月30日() 19:00 開演

sonorium東京都

https://www.naoki-kita.com

【ご予約満員御礼!】

昨年9月、灘の蔵元として全国に名高い白鷹の文化施設「白鷹禄水苑」(兵庫県西宮市)のプロデュースにより、久田舜一郎(小鼓)、寺澤幸祐(謡)、喜多直毅(ヴァイオリン)による『葵上』が上演されました。同社は文化事業の一環として能楽と異ジャンルのコラボレーション企画を多数主催しており、『葵上』はそのシリーズの一つとして上演され、大変好評を頂きました。能楽とヴァイオリンという一見異質な組み合わせでありながら、長年ジャンルを超えた演奏に携わって来た久田舜一郎のディレクションにより、『葵上』は新たな輝きを持つ作品として生まれ変わったと言えましょう。本年11月には名古屋でも再演され、更に奥行きと立体感を増した演奏で多くの方に深い感銘を与えました。三回目となる本公演では、今まさに充実した活動を行う大島輝久(謡)を迎え、『葵上』の持つ魅力にまた新たな角度から迫ります。激しい情念と共に平安の雅やかな香りを併せ持つ本作、ぜひこの編成・顔ぶれによる演奏でお楽しみ頂きたいと思います。
尚、本公演の第一部では久田、喜多、神戸を中心に活躍中の舞踏家・角正之による即興パフォーマンスを行います。小鼓、ヴァイオリン、ダンスが即興的に作り出す凝縮された“空間“と”時間”。こちらもどうぞお楽しみに。(敬称略、文章:喜多直毅)

◉プログラム
▪第一部:小鼓・ヴァイオリン・ダンスによる即興パフォーマンス『即興というZOYD-LOGUEなお話』
▪第二部:小鼓・謡・ヴァイオリンで描く『葵上』
◉出演:久田舜一郎(大倉流小鼓方)
    大島輝久(喜多流シテ方・謡)
    喜多直毅(ヴァイオリン)
    角正之(ダンス)
◉日時:2018年3月30日(金)18:30開場/19:00開演
◉会場:ソノリウム(永福町)
http://www.sonorium.jp/index.html
東京都杉並区和泉3-53-16
TEL 03-6768-3000
京王井の頭線 永福町駅下車(北口) 徒歩7分
東京メトロ丸の内分岐線 方南町駅下車 徒歩10分
◉料金:予約¥4,000(全席自由席)
※ご予約満席につき、当日券はございません。

小鼓・謡・ヴァイオリンで描く『葵上』

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コンサートについて

◉プロフィール:
久田舜一郎(大倉流小鼓方)
大倉流小鼓方(重要無形文化財総合指定保持者)。日本能楽会会員、能楽協会大阪支部常議員。
大倉流15世宗家、大倉長十郎師に師事。1998年第五回日本伝統文化奨励賞、2007年大阪府知事表彰、2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞受賞。国内・海外での能楽公演への出演はもとより、能囃子の可能性と普及を追求した企画公演、国内外の多様なジャンルのアーティストとの共演・共同制作をも意欲的にこなしている。

大島輝久(喜多流シテ方・謡)
国総合指定重要無形文化財保持者、日本能楽会、日本能楽協会会員。祖父・久見、父・政允、塩津哲生に師事。喜多流「燦ノ会」同人。イギリス、フランス、中国、ベトナム、台湾など海外公演にも多数参加。これまでに「猩々乱」「道成寺」「石橋」「翁」などの大曲を披く。喜多流の若手能楽師として、東京及び地元の福山を中心に国の内外で活躍している。

喜多直毅(ヴァイオリン)
国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されている。伝統音楽奏者・現代舞踏家との共演や欧州での演奏も多数行い、我が国に於いて最も先鋭的な活動を行うヴァイオリニストの一人。

角正之(ダンス)
SUMISH Dance Camp Project主宰、ブレヒト演劇ゼミナールを経て、騙らぬカラダの沈黙に魅了されダンスを始める。1989年埼玉国際創作舞踊コンクールで奨励賞、91年同コンクール最優秀賞と連続受賞。1995年阪神淡路大震災で被災後、96年より音と動きのMagical Dance Gearシリーズ、2000年建築と美術と映像の共生する環境場(ZOYD.BA)を創造、音と動きの即興対話(ZOYD-LOGUE)を始める。また、劇場制作振付作品も20作品以上、1998年以降、海外アーチストとの芸術共同ワークショップを行う。フランス、スイス、ヨルダン、リトアニア、台湾、ドイツ、スロベニア、韓国、メキシコ、パナマ、他。

主催・企画制作:喜多直毅
制作協力:山本悦子
フライヤーデザイン:山田真介

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