Navis Orchestral Winds

vol.4演奏会

2023年02月23日() 14:30 開演

末永文化センター末永ホール福岡県

https://navisnow.f5.si

クロード・トーマス・スミス フェスティヴァル・ヴァリエーション / エリック・ウィテカー: ゴースト・トレイン / オットリーノ・レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」
フェスティヴァル・ヴァリエーション/クロード・トーマス・スミス

吹奏楽経験者でその名を知らない者はいない、有名曲中の有名曲。吹奏楽の魅力を余すところなく詰め込んだ豪華な楽曲である。
ホルンの音域を上から下まで存分に使った勇ましいファンファーレで開幕し、壮麗かつ軽やかな主題が提示・展開される。急-緩-急のオーソドックスな三部形式に則り、その中で4つの変奏が行われる。
どの楽器も難度の高いパッセージの演奏を要求されるが、特にホルンへの要求値は高い。これは委嘱者であるアメリカ空軍ワシントン・バンドの首席ホルン奏者がスミスの学生時代のライバルであったためである、という逸話が残っている。当団体としてはこれまでvol.2及びvol.2.5演奏会で取り上げたが、本番での演奏が叶わなかった曲でもある。


ゴースト・トレイン/エリック・ウィテカー

実際には存在しないはずの蒸気機関車が線路の上を走ってくる「幽霊列車」と呼ばれるアメリカの伝説に基づく。同様の心霊現象は世界各地で報告されているようである。この楽曲では、管打楽器の多様な音色を効果的に用いた形態模写と、ピアノやサックスをフィーチャーしたジャズの文法を用いて、幽霊列車が走る様子をスリリングに描写している。

機関車が走り出す様子を鮮やかに描写した〈The Ride〉、停車駅での人々の交流を描く〈At the Station〉、蒸気機関とそれを動かした人々への賞賛を歌う〈The Motive Revolution〉の3つの楽章からなる。


交響詩「ローマの祭り」/オットリーノ・レスピーギ (佐藤正人編)

イタリアの作曲家レスピーギにより、「ローマの噴水」、「ローマの松」に続く「ローマ三部作」最後の作品として1928年に作曲された。古代から近代に至るまでの4つの「祭り」、〈チルチェンセス〉、〈五十年祭〉、〈十月祭〉、〈主顕祭〉を時代を追って鮮やかに描く。
管打楽器映えするオーケストレーションから吹奏楽での人気も非常に高く、今回演奏する佐藤正人編曲版に限っても、ほぼ毎年のようにコンクールの全国大会で演奏されている。

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コンサートについて

「演奏機会の少ない吹奏楽の難曲・名曲に挑戦したい。」

そんな思いを共有する福岡の大学生を中心として企画された、吹奏楽の演奏会です。 大学の吹奏楽団では編成規模や楽器の都合、練習時間などの制約からなかなか演奏できない楽曲に挑戦することができるのは、 公募型の企画団体ならではの良さです。

“Navis”はラテン語で「船」を意味する言葉であり、 様々なバックグラウンドを持ったメンバーが参加する楽団を、多様な人々が同乗し交流する「船」になぞらえています。

今回のメイン曲はレスピーギの交響詩《ローマの祭り》。
『ローマ三部作』の第3作目として作曲されました。吹奏楽編曲版が多数出版され、コンクールやコンサートで頻繁に演奏されています。
その他、《フェスティヴァル・ヴァリエーション》(C.T.スミス)《ゴースト・トレイン》(E.ウィテカー)の2曲を演奏します。
吹奏楽ならではの魅力がつまったプログラムをぜひお楽しみください。

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