芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ
公式情報第46回演奏会 芥川也寸志 生誕100年記念《畏敬・諧謔・鎮魂》
2025年04月27日(日) 14:30 開演
http://www.nipponica.jp/index.htm
指揮者:
野平一郎
/
チェロ:
佐藤晴真
/
ゲスト・コンサートマスター:
伊藤亮太郎
芥川也寸志
舞踊組曲「蜘蛛の糸」(1968)
/
芥川也寸志
チェロとオーケストラのためのコンチェルト・オスティナート(1969)
/
芥川也寸志
証城寺の腹づつみ オーケストラと狸のための (1979)
/
芥川也寸志
交響曲第1番(1954/1955)
みんなのコンサートメモ
使い方は十人十色。
書いて、音楽をもっと好きになろう。
聴きたい
気になるコンサートを
ブックマークしたい!
聴いた
今まで聴いたコンサートを
覚えておきたい!
出演した
演奏した時の経験を
次に活かしたい!
コンサートについて
《芥川也寸志生誕100年記念演奏会》
2025年は、作曲家・芥川也寸志(1925年生~1989年没)の生誕100周年にあたります。生前は、戦後の日本を代表する作曲家として創作活動や指揮活動に、華々しい活躍をしました。また、芥川は、著作権保護活動、「反核日本の音楽家たち」などの社会運動、旧東京音楽学校奏楽堂保全活動、地方音楽文化の振興、音楽教育振興、アマチュア・オーケストラの育成、日本の交響作品の演奏活動、旧ソ連や中華人民共和国などとの国際的文化交流に尽力して、社会やその時代に大きな影響を与えました。
没後35年を経た現在では、その活躍を直接に見聞した人びとは50歳代以上となって、40歳代以下の世代に知られることが 少なくなっています。しかし、半世紀前に芥川が取り組んだ数々の文化的社会的課題は、社会的位相を変えて、いまも私たちが直面し、共有している課題でもあります。
オーケストラ・ニッポニカ第46回演奏会では、作曲の時代、楽想、技法が異なる各代表作を選曲しました。
はじめに、芥川が中期の実験的な作曲技法の試みに迷った後に、ノイズ的な音響とバーバリズム的な楽想によって、父である文豪・芥川龍之介への畏敬の念を表した舞踊組曲「蜘蛛の糸」を取り上げます。次に、後期の傾向であるオスティナート技法と諧謔性を持った作品の出発点となった「チェロとオーケストラのための<コンチェルト・オスティナート>を、佐藤晴真さんの独奏によって演奏します。最後に、芥川前期の代表作であり、鎮魂の意を込めた「交響曲第1番」を演奏します。
指揮は、オーケストラ・ニッポニカ ミュージック・アドヴァイザーの野平一郎です。どうぞご期待下さい。