今回は、前半にモーツァルト(1756-91)の序曲と交響曲、後半にメンデルスゾーン(1809-47)の交響曲を取り上げます。モーツァルトは5歳頃、メンデルスゾーンは9歳頃から作曲を始め、どちらも「神童」と呼ばれました。成長後は天才作曲家として期待されていましたが、モーツァルトは35歳、メンデルスゾーンは38歳という若さで亡くなってしまいます。今回は30代で逝った二人の天才作曲家の作品でプログラムを構成しました。特に、モーツァルトが晩年(32歳)に書いたト短調の交響曲と、この交響曲の影響を受けてメンデルスゾーンが弱冠15歳の時に書いたハ短調の交響曲を聴き比べていただきたいと思います。
◆「短調」が故に人気の高い交響曲~モーツァルト:交響曲第40番ト短調
この曲は、モーツァルトの交響曲の中で1・2位を争う人気の高い曲です。人気の最大の理由は、「短調」の哀愁を帯びた旋律にあると思われます。モーツァルトの交響曲の中で短調の曲は2曲しかありません。もう1曲は第25番で、どちらもト短調です。
この曲には、初稿版と改訂版の二つの版があります。初稿版の管楽器の編成は、フルート1本にオーボエ・ファゴット・ホルン各2本でした。その後、2本のクラリネットを加え、オーボエが担当していた部分の多くをくすんだ音色のクラリネットに置き換えることにより、初稿版とは全く趣きの異なった改訂版になりました。現在はこちらが主流で、当団も改訂版で演奏します。
◆「40番」の影響を受けた交響曲~メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調
この曲は、メンデルスゾーンが僅か15歳のときに書いた初めての管弦楽のための交響曲です。15歳にしては、その完成度が高くメンデルスゾーンの天才ぶりが認められます。それもそのはず、メンデルスゾーンは12歳~14歳の時に12曲(未完成作品は含まず。)の弦楽のための交響曲を書いており、この曲は13番目の交響曲に当たります。事実、この曲の自筆譜には「交響曲第13番」と書かれていたようですが、出版の際に弦楽のものとは分けて「交響曲第1番」とされました。完成度が高いとは言え、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバーなどの作曲家の影響が随所に見られることは否めません。特に第3楽章と第4楽章には、今回同じプログラムで演奏するモーツァルトの交響曲第40番の影響が感じられます。
出演者
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指揮
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アンサンブル ディマンシュ
管弦楽
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