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現代音楽の聴取ワークショップ

公式情報

ー特殊唱法を自分の声と身体で体験するー

2023年08月19日() 14:30 開演

早稲田奉仕園 リバティホール東京都

https://drive.google.com/file/d/1Lq75qRgryYDPfyjVVgf-JhFQLz1ah_WY/view?usp=drive_link

このワークショップには、歌手の演奏を聴く時間と歌手と一緒に唱法体験をする時間の両方が含まれます。
参加者の皆さんにはルチアーノ・ベリオ〈セクエンツァⅢ〉の一部を体験してもらいます。
大人から子供まで楽しめる内容です。

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コンサートについて

参加者のみなさんに特殊唱法を自分の声と身体で体験してもらい、体験の前後で音楽の聴こえが変化するかを実験するワークショップです。

ドイツを拠点に活躍するソプラノ歌手・藤田果玲さんと一緒に「特殊唱法(体を使っていろんな音を出す技法)」を楽しみながら体験します。

●参加条件:
どなたでも参加可(音楽知識や楽譜知識の有無、演奏経験の有無はまったく問いません)
現代音楽にまったく触れたことのない方もぜひ!
(小さなお子様は保護者の方とご一緒にどうぞ。未就学児は無料)


このワークショップでは、作曲学的知識や史学的知識といった音楽の専門知による作品分析は登場しません。
ちょっと難しいと思われがちな現代音楽に、参加者がもつ発声の身体知でアクセスしようという試みです。

特別な訓練を受けていなくても、発声経験がある人なら、生まれてから付き合ってきた身体に発声行為をするための高度なスキルが備わっています。
みなさんが日常生活で発音を操作して自由におしゃべりしたり声色を変えて感情を表現したりできることがその証です。
その身体スキルを使用して音楽を〈きいて〉みませんか。

このワークショップでは音楽の専門知識や経験をまったく必要としません。
演奏経験をもたない方、音楽や楽譜の知識をもたない方の参加を歓迎します。

音楽の専門知による分析ではなく、自己の身体知に照らして音楽に接近することで、他の人とは異なる位置で音楽が分節化されたり異なる意味が音に付与されたりするかもしれません。

誰かに与えられた聴き方ではなく、自分の身体に忠実な聴取のあり方を、自分だけに聴こえる音楽のあり方を、一緒に探りたいと思います。
音楽聴取の新たな可能性を一緒に探ってみませんか。

【出演者プロフィール】
ソプラノ歌手、藤田 果玲
愛知県立芸術大学音楽学部音楽科声楽専攻を卒業。同大学選抜卒業演奏会出演。2016年より渡独。ハンブルク音楽院を経てドイツ国立シュトゥットガルト音楽演劇大学修士課程現代音楽科、同大学修士課程リート科を最優秀の成績で卒業。第16回大阪国際コンクール歌曲コースAge-Uエスポワール賞、第7回東京国際声楽コンクール奨励賞受賞。これまでに江塚由佳子、森川栄子、タンヤ・アスペルマイヤー、アンゲリカ・ルッツ、コーネリス・ヴィトヘフト、ナタリー・カールの各氏に師事。

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おすすめのコンサートメモ

ウィーン国立歌劇場 ばらの騎士

2025年10月26日(日)14:00公演 東京文化会館 大ホール ウィーン国立歌劇場2025年日本公演 ばらの騎士 作曲:R.シュトラウス 演出:オットー・シェンク 装置:ルドルフ・ハインリッヒ 衣裳:エルニ・クニーペルト 指揮:フィリップ・ジョルダン 陸軍元帥ヴェルテンベルク侯爵夫人:カミラ・ニールンド オックス男爵:ピーター・ローズ オクタヴィアン:サマンサ・ハンキー ファーニナル:アドリアン・エレート ゾフィー:カタリナ・コンラディ 東京文化会館の修繕前の最後の大型公演。 9年ぶりのウィーン国立歌劇場の引越公演。去年のロイヤルオペラの引越公演(トゥーランドット)があまりにも良すぎて、その時に入っていたチラシを見てから1年待ったウィーン国立。 フィガロの結婚から2週間あけての千秋楽のばらの騎士。楽しみにし過ぎてしまった。 結論から言えば、素晴らし過ぎた。 ①演出 今年の年始に亡くなられた演出のオットー・シェンクの演出をここで見られるとは。YouTubeで何度も見た伝説の94年カルロス・クライバー指揮/ウィーン国立歌劇場のばらの騎士演出もしていた、ウィーン国立歌劇場にとって欠かせないシェンクの演出でばらの騎士を見られた幸せ。 文句なしの演出。 2週間前のフィガロの結婚の演出と舞台がモダンだったのに若干のガッカリ感を抱えたままで、本日を迎え、まぁこれこそがワシの求めていたもの、という感じで。 第一幕の寝室も、第二幕のファーニナル家も、第三幕の居酒屋も、美術はゴージャスで堪らない。 圧巻は、第二幕のオクタビアンが薔薇を提示しているシーン。流石にかっこいいというか。騎士の衣装もカツラも圧倒的にカッコいい。ワシ的には、宝塚は嫌いだし、男装女子というものを受け入れられないのだが、オクタビアンのあまりのかっこよさにちょっと宗旨替えしそうなくらい(笑) オックス男爵は全般的に、いい仕事しすぎというか。助平でガサツなおっさんだけど、ユーモラスでチャーミングというか。 ②歌と演技 今回、改めてオペラグラスの重要性を再確認した。 前回はレンタルした8倍のオペラグラスを使っても、微妙にボヤッとしていたわけだが、今回、バツッと焦点があって、歌い手さんたちの顔や表情、演技の真髄みたいなところに初めて注目することができた気がした。 いやぁスゲェな。 元帥夫人のニールンドは、表情もピカイチだし、背中で語るし、歌が尋常じゃないし、圧倒されてしまいまいたな。一幕の寝室でも、時間の経過を歌い、オクタビアンといずれ別れなければならないという運命を悟ったような切なさを表現し、そして、三幕の居酒屋の三重唱から階段を登って去っていくまで、オクタビアンへの気持ちが残るものの若い二人の気持ちを尊重して、そちらへ誘導していきながらも自分の溢れ出る思いもありつつも、みたいな葛藤をうまく表現してて。たまらんな。無茶苦茶上手い。 オックス男爵のピーター・ローズは、素晴らしかった。バスの声が最高なのに加えて、演技も上手く、多様なシーンで好色さと、憎たらしさと、お茶目さとを出していて素晴らしい。一幕目の登場で粗野な感じと好色な感じを見せつつ、二幕目以降はドライブがかかりまくっていて最高。二幕目で、ゾフィーへのアプローチの酷さったらないが、オクタビアンに剣で刺された後の憎たらしい演技もいいし、三幕目でオクタビアン演じるマリアンデルを酔っ払って口説くとこのワルツなど素晴らしく。 そして、オクタビアンのサマンサ・ハンキー。一幕目で、夫人と戯れているところも良かったが、二幕目のゾフィーとの二重唱が最高だった。三幕目の三重唱ももちろん良いのだが、個人的な推しは二幕目のゾフィーとの二重唱。薔薇を届けに来た使者の役割のはずが花嫁に惚れるという、冷静に考えると頭おかしい設定だが、この二重唱は、若さゆえのストレートフォワードな愛を歌っており、控えめに言って最高。 ゾフィーのコンラディは、フィガロでも代役で出ていて、無茶苦茶上手かったが、今回も最高。 ③オケ ウィーンフィルのばらの騎士は柔らかくて甘いよね。 シェンクの演出する世界観をサポートする甘くて切ない音色で、とてつもない実力を改めて感じた。 去年の大阪でのマーラー5番は正直テンポ感が遅過ぎて全くノれなかったのだが、やはりウィーンはオペラをサポートしてナンボみたいなところがある。歌と劇と演出の世界観が先にあるので、過度にノれないテンポ感になることは無く、柔らかくて甘い音色に浸ることができる。 夢見心地というか。 11月のウィーンフィルが楽しみではある。 ④オペラ飯 上野でウィーンの風を堪能したあとは、やはりオーストリア料理を食いたくはなる。 残念ながら、千秋楽の日曜日はオーストリア料理の名店が軒並み閉まっており、とりあえずウィーンのカフェ・ラントマンの唯一の海外支店へと。 上野から若干遠かったが、非常に良いカフェだった。 ビルの中のカフェにすぎなのだが、中に入れば、落ち着いたエレガントなカフェという感じ。 牛肉のグーラッシュスープも、ウィーン風のターフェルシュピッツも、普通に美味かった。 ⑤まとめ 演出とか歌手の表情とか、そういうのに興味を持ち始めてきていて、オペラの沼に少しずつハマっている気もする。 まぁ、死ぬまでに、ウィーン国立歌劇場とミラノ・スカラ座とバイロイト祝祭は行かないと行かんと思っとる。 頑張って金稼げ、かも知らんな。

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tshiina

tshiina

2025年10月27日 01:27

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