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アントワーヌ・フォルクレ

フランス王国

アントワーヌ・フォルクレはフランス盛期バロック音楽の作曲家。マラン・マレとともにフランス・ヴィオール界のヴィルトゥオーゾの双璧と呼ばれた。優雅で暖かな美音を特色とするマラン・マレが「天使のようなマレ」と呼ばれたのに対して、フォルクレは表現衝動に富んだ鬼気迫る演奏から「悪魔のようなフォルクレ」と呼ばれた。このような評価は、フォルクレの気性の激しさをも暗示している。 パリで音楽家の家系に生まれ、弟ミシェル、息子ジャン=バティストとニコラ・ジルはいずれも作曲家になった。1689年にルイ14世の宮廷室内楽団員に選ばれ、ヴェルサイユ宮殿で演奏に携わる。1710年まで夫人のクラヴサン伴奏によって独演を続け、1730年にマント=ラ=ジョリに隠退し、その地で臨終を迎えた。 フォルクレは自分の神秘的なイメージを好んで、自作を出版しなかった。また長男ジャン=バティストに対して(おそらく嫉妬から)冷たく酷い仕打ちをしたが、ジャン=バティストは父親の作品が世に埋もれることを惜しんで、父親の死後2年の1747年に、そのヴィオール曲集、及びそのクラヴサン独奏用の編曲版を出版した。

この作曲家の曲を演奏するプロの過去コンサート

加藤久志 ヴィオラ・ダ・ガンバ・リサイタル Vol.2

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2025年04月10日 () 19:00

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フェッシュ、シェンク、バッハ、フォルクレの名作を堪能できます。

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ヴィオラ・ダ・ガンバ: 加藤久志 / チェンバロ: 岡田龍之介

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ウィレム・ド・フェッシュ: 2台のヴィオールのためのソナタ 第2番 ニ短調 Op.1b-2 / ヨハネス・シェンク: 「音楽の諧謔」Op.6より 組曲第3番 ロ短調 / ヨハン・セバスティアン・バッハ: ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第3番 ト短調 / アントワーヌ・フォルクレ 「ヴィオール曲集」より 組曲第3番 ニ長調

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トン・コープマン チェンバロ&オルガン・リサイタル

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2024年11月09日 () 15:00

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バッハ、クープラン、ヘンデルの作品を中心に奏でるチェンバロとオルガンの調べ

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チェンバロ&オルガン: トン・コープマン

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J.S.バッハ トッカータ ト長調 BWV 916 / L.クープラン シャコンヌ ハ長調 / L.クープラン パヴァーヌ 嬰ヘ短調 / J.デュフリ クラヴサン曲集第3巻より フォルクレ ヘ短調 / A.フォルクレ クラヴサン組曲第2番より ラ・ルクレール / G.H.ヘンデル: 組曲第5番(クラヴサン組曲第1巻)ホ長調 HWV 430 / G.H.ヘンデル: 組曲第3番(クラヴサン組曲第1巻)ニ短調 HWV428 / 作曲者不詳: バッターリア ハ長調 / P.ブルーナ: 聖母のための連祷によるティエント ト短調 / D.ブクステフーデ プレリューディウム ニ長調 BuxWV139 / D.ブクステフーデ わが魂よ、今ぞ主をたたえよ ト長調 BuxWV 214/215/213 / J.S.バッハ 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 546

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