「夜のガスパール」期待通りでしたよ!公演後にお話しさせて頂き感謝です。東京文化会館の小ホールの反響(都内のホールでも格段の響きです)の構造・理論を充分に理解されて見事なパフォーマンスでした。特に『ラウドペダルの操り方』に特筆すべきポイントがありました。ピアニストによっては演奏するホールの特性を理解せず、分かりやすく申し上げれば『音符の多い楽曲』でラウドペダルの「乱用」で『ピアノの音色が「だんご」になってしまう』つまり聴衆には聴きにくい演奏になったりします。ピアニスト自身はホールの観客の聴こえ方が分からないからです。音楽監督役がゲネプロの際にホールの特に後方でチェックすべきですがリサイタルではなかなかできないものですね。大崎由貴先生は今回で今回のホールでの演奏は6回目とのことで、この点を熟知され近年稀にみる名演奏でした。
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