
おーけすとら・ぴとれ座の公演に伺いました。
ピアノ独奏は、国内外のコンクールで数々受賞歴のある片田愛理さんで、私が心から愛する「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」を堂々と演奏され、歴史に残る名演奏だったと思います。力強く、また時に繊細で柔軟に超絶技巧を見事に発揮され、聴衆の心に深く深く染み込む、いぶし銀のような重厚な音色を奏でてくださいました。
複雑に何層にも重なる高らかで広がりのある音色に、思わず涙が零れてしまうほど、聴く人の魂に音楽の神様が語りかけてくれたような崇高な時間でした。
ブラームス3番も、指揮者の池田開渡さんとオーケストラのメンバーの一人一人の方と、息もピッタリで、とても素晴らしいバランスの音色で、聴きごたえ十分でした。
このような素晴らしい機会を作ってくださった池田さんや、オーケストラのメンバーお一人お一人、そして今回、独奏をされた片田さんに心から感謝を申し上げます。
今後とも、皆様のご活躍を心からお祈り申し上げます。
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