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コンサートについて
このコンサートでは1845年製のプレイエル(No.11457)が使用される。プレイエルはショパンが最も愛したフランスのピアノメーカーで、晩年はこの楽器と同型のプレイエルで作曲していた記録が残っている。このプレイエルは英国王立音楽院博物館の名誉理事長Christopher Nobbs氏によって選定され、David Winston氏によって修復された。Winston氏はCobbe Collectionにあるショパンが晩年所有していたプレイエルや、ベートーヴェンが使用していたBroadwood、またイギリス王室所有のエラールの修復も任されたイギリスで信頼の置かれている修復家。また2019年には現在英国王立音楽院博物館やスウェーデン王室、ヨーロッパの著名古楽演奏家達のピリオドピアノコレクションの調整も担当しているMichael Parfett氏が来日、このプレイエルの調整を調律師阿部秀明氏と共に行った。ピアニストの早川奈穂子は現在日常的にプレイエルを弾く環境にあり、モダンピアノとは全く異なる感触と音に毎日触れることにより、新たな発見、価値観の変化に満ちた日々を送っている。プレイエルによるショパンの音楽、当時の音のニュアンス、高低バランス、余韻の違い、ショパンのペダル記譜に従ったプレイエルでの効果・・・CDでは聴くことができない空気を通した演奏をご堪能下さい。
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