ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品の演奏後、「最初に難しい曲で聴き
取れなかったですか?」とお話がありましたが、
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クラシック音楽 一口感想メモ
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弦楽八重奏のための2つの小品 作品11 (1927年)
3.5点
二曲とも豊富な声部を面白く活用して興味深い音楽を作っている。聞き応えあり。
を演奏会後に見つけて、そういえば、調性が変わるため無調に聞こえることをおっしゃ
っているのですが、Va1の野口さんの声部が出て、Vn1の日比さんの声部が出て、Vc1の
松本さんがの声部が出てと言うように、見事に楽器紹介になっていることを思い出し
ました。
ブルッフ:弦楽八重奏曲はメンデルスゾーンとブルッフのヴァイオリン協奏曲ではなく、
珍しいカップリングと言うことなのですが、演奏会後に視聴した
YouTube『Bruch Octet HD 2015 Colorado College Music Festival』
のような鮮烈さは感じないとして、若い奏者達が抒情的な旋律と朗らかな音楽の雰囲気
を醸し出していました。
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲はテンポは速いのですが、ゆとりがないフレージング・
味気ない硬い音ではなく、透明感のある美しい響きの作曲技法を意識させる演奏でした。
プログラム全曲の印象として、大塚さんのVnが主導しているのですが、時折見せる新井
さんのVcの演奏技術が卓越しており、メンバー紹介を見て成程と思いました。
お辞儀の仕方で気持ちが伝わりますね(笑)
2024年06月02日 22:18