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2025年07月14日 05:59

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モーツァルト:ジュピターでは、第1楽章が清らかな水の流れを連想させ、人々に安らぎ
や感動を与える感じで、第4楽章がどっしりしていて、大掛かりな感じでした。各楽章の
楽曲に対する理解は深いのですが、楽章間の統一感はどうか、難しいところです。
メンデルスゾーン:宗教改革では、第1楽章が緩やかな前奏部と速いテンポの主部からなる
のですが、途中でテンポを落として、スコットランドの第1楽章が寺院の廃墟に着想を得
てコラールのような形で書かれていることを彷彿とさせる演奏になっている所が一風変わ
った工夫と感じました。続く第2楽章は可愛らしいと感じられる音色が聴こえて来る感じ、
第3楽章は涼やかな雰囲気のある音色が聴こえて来る感じで、最後の第4楽章が真摯さと
清新さを持っていましたが、この曲も楽章間の統一感はどうか、難しいところです。
つまり、第2・3楽章は標準的な演奏で、第1・4楽章が意欲的な演奏と思えるのですが、
第2・3楽章の楽曲と第1・4楽章の楽曲の関連性はどうかと言うことです。
相手の音に注意深く耳を傾け、理解しようとする能力について考えさせられる演奏会でし
た。

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2025年07月14日 02:53

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ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品の演奏後、「最初に難しい曲で聴き
取れなかったですか?」とお話がありましたが、

『ショスタコーヴィチ - クラシック音楽 一口感想メモ - FC2
クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2.com › wiki › ショスタコーヴィチ』
弦楽八重奏のための2つの小品 作品11 (1927年)
3.5点
二曲とも豊富な声部を面白く活用して興味深い音楽を作っている。聞き応えあり。

を演奏会後に見つけて、そういえば、調性が変わるため無調に聞こえることをおっしゃ
っているのですが、Va1の野口さんの声部が出て、Vn1の日比さんの声部が出て、Vc1の
松本さんがの声部が出てと言うように、見事に楽器紹介になっていることを思い出し
ました。
ブルッフ:弦楽八重奏曲はメンデルスゾーンとブルッフのヴァイオリン協奏曲ではなく、
珍しいカップリングと言うことなのですが、演奏会後に視聴した

YouTube『Bruch Octet HD 2015 Colorado College Music Festival』

のような鮮烈さは感じないとして、若い奏者達が抒情的な旋律と朗らかな音楽の雰囲気
を醸し出していました。
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲はテンポは速いのですが、ゆとりがないフレージング・
味気ない硬い音ではなく、透明感のある美しい響きの作曲技法を意識させる演奏でした。

プログラム全曲の印象として、大塚さんのVnが主導しているのですが、時折見せる新井
さんのVcの演奏技術が卓越しており、メンバー紹介を見て成程と思いました。
お辞儀の仕方で気持ちが伝わりますね(笑)

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2025年02月25日 06:39

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【オーボエのタイプを意識させられた武蔵野室内アンサンブルの演奏】

私は普段「ブラームス:クラリネット五重奏曲」を聴き比べているので、明るい音のケル
はベーム式の楽器・暗く渋い音色のウラッハはウィーン式(エーラー式に近い)の楽器と
識別していました。
しかし、武蔵野室内アンサンブルの「ベートーヴェン:交響曲第9番」を聴いていて、はて、
オーボエは一音も逃さずに吹けているが、くぐもるように聴こえるのは何だろう?と意味
が通じなかったのです。
それで、帰宅後ネット検索してみると、どうもマリゴ・ロレー・リグータの違いと言う
よりセミオートマチック(キィが少ない分、調整の不安が少なく、重量や吹き心地も軽い)
・フルオートマチック(キィが多く、重量や吹き心地が重い)の違いらしいです。
と言う事は、同じ奏者にセミオートマチックを吹かせればまた違うかもしれないですが、
フルオートマチックでパワー不足なのかもしれません。
とは言うものの、マンネリな「ベートーヴェン:交響曲第9番」の演奏が多い中で、上級者
向きのオーボエを使用する・合唱ははっきりと丁寧に発音すると言う具合で、中々好感が
持てる演奏団体でした。小編成の強みですね。

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2025年02月15日 00:26

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【楽曲の構造を再認識させられた今田篤さんの演奏】

私の中では「須藤梨菜ピアノリサイタル ヤマハ/カフェトーク共催(2019年08月23日
(金)19:00開演)」ベートーヴェン 「月光」他に続いてと言う感じでしたが、今回は
「今田篤ピアノ・リサイタル(2025年02月12日(水)19:00開演 王子ホール)」ベートーヴ
ェン 「熱情」他と言うプログラムでした。
最初の2曲はショパン:ノクターン Op.9-2・幻想即興曲 Op.66でしたが、控えめな左手
と感じる一方で、三拍子・6連符の左手と右手のメロディを聴いていて「左手の正確な
テンポを保ちながら、右手を遅らせながら自由に歌わせる技術」(失われた伝統(1)
ラウル・コチャルスキのショパン より)を感じました。
続いてショパン:「別れの曲」・バラード第1番の後にシューマン:「飛翔」でしたが、
唐突に雪崩れ込む冒頭の主題と感じる一方で、次の長調に転じて現れる軽やかな主題が
「左手の低音部の音をしっかり出すけど、ペダルを踏んだ時に音が濁らないようにする
」(シューマン「飛翔」(幻想小曲集op.12-2)の弾き方と気になる ... より)左手の
音量バランスを取った演奏と感じました。
休憩後の2曲はベートーヴェン:幻想曲ト短調 Op.77・「熱情」でしたが、第3楽章コーダ
Prestoのタッチが軽いと感じる一方で、「快速でありながら1音たりとも疎かにせず、
それでいてデュナーミクの幅を大きくとらずに安定した運びで進める」(ヴァルター・
ギーゼキング/ワーナー・クラシックス録音全集 04 より)テクニックで聴かせる演奏
と感じました。
普段はCDを聴いていて上記の内容を感じないので、中々面白いコンサートでした。
こういう訳で、今後銀座にベートーヴェン 「悲愴」他と言う第三の企画が登場するか
楽しみにしています。

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2025年01月31日 06:18

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J.シュトラウス2世 喜歌劇『こうもり』序曲は2管編成のオーケストラを八重奏に置き換
えているので、上手いが残響が少ないと感じました。でも、コーダの加速でオーケストラ
並みに盛り上がっていました。
シューベルト 八重奏曲は第1楽章でヴァイオリンとチェロが果敢に攻めるので、アーノン
クールの『エロイカ』第1楽章のように斬新な演奏と感じました。でも、第2楽章でクラリ
ネットが夢想的な旋律を吹いて、第5楽章でホルンが奥ゆかしい響きを聴かせて、シュー
ベルトの音楽の本来の美しさが感じられました。アンコールにもう一度第3楽章が演奏さ
れましたが、演奏者のセールスポイントと違う視点を持ったようです。
あと、YouTube動画上では楽器配置が左に弦4人、右にコントラバス・ホルン・ファゴット
・クラリネットが多いのですが、今回は左にヴァイオリン・ホルン・クラリネット、右に
コントラバス・ヴィオラ・チェロ・ファゴットと変えられ、そうすることで演奏効果が
あったかもしれません。
弦楽八重奏でもない、木管八重奏でもない、金管八重奏ない楽しい時間を過ごせました。

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2025年01月06日 23:49

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モーツァルト 交響曲第1番(約13分)・シューベルト 交響曲第1番(約30分)・休憩(20分)
・ハイドン 交響曲第1番(約13分)・ベートーヴェン 交響曲第1番(約26分)で計1時間42分
ですが、どのような演奏会になるのか興味を抱いて参加しました。
モーツァルトはグラーフ指揮/モーツァルテウム管弦楽団の「優雅なモーツァルト像」を
ラジオで聴いていたのですが、もっと重厚な音楽が出来上がっていました。
シューベルトはネット上では「ハンガリーの?田園風景を眺めながら、サヴァリッシュ指揮
/シュターツカペレ・ドレスデンの端正に整った演奏を楽しんで下さい。」と紹介されて
いましたが、ハイドンやモーツァルト風であるがシューベルト的な転調を見せると言うより、
テンポの揺れを駆使して表現するアプローチが見られました。
ハイドンはネット上では「ドナウ川の?文化的景観を眺めながら、ゴバーマン指揮/ウィーン
国立歌劇場管弦楽団のスリムで新鮮な演奏を楽しんで下さい。」と紹介されていましたが、
C.P.E.バッハのシンフォニアの研究を見せると言うより、リズミカルでザロモン・セット並
の演奏効果を引き出そうとしていました。
ベートーヴェンは朝比奈隆指揮/新日本フィルハーモニー管弦楽団と対極をなすと言うのか、
疾走するベートーヴェンが出来上がっていました。とは言え、第4楽章のコーダでテンポを
落とす箇所があり、従来の演奏の音色と言うのか、速度の違いで音色も違うのだろうかと
意識させられました。
こうしてホグウッドともノリントンとも異なる演出で、新しい光を当てる世界を堪能しま
した。

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2024年12月17日 06:52

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【プログラムを読んで悩みます】
今回のメインは
●Ensseble Fossete /宮本勝彦、山田裕治、佐藤一路、鈴木克、武藤恭子、渡辺摩耶、岡田大和、石澤真奈美、鳥越浩一、住吉瑛二、山際有紀、石川雄亮、上山遥、川原玲音、神埼まひろ(以上、トロンボーン)、岩淵順、木下優子、佐々木孝雄(以上、パーカッション)
ですが、プログラムの
Ancoraは声楽コース卒業生が中心に集まった音楽家集団です。声楽コースが幕を閉じた節目に山崎岩男先生を招き、3月に演奏会を開催しました。今回は代表してテノール・朝倉佑太(2009年度卒)とソプラノ・頼住栞里(2015年度卒)、そしてピアノ伴奏および編曲者として青柳麟(東京藝術大学作曲家4年次在籍)が出演いたします。
を読んで悩みます。
●Ancora /頼住栞里(ソプラノ)朝倉佑太(テノール)青柳麟(ピアノ)
D.チマローザ:歌劇「秘密の結婚」~いとしい人よ、心配しないでおくれ~
       歌劇「秘密の結婚」~私は行きますわ~
今村康 編 ほか:クリスマスソングメドレー
を聴いて、スッペ:『ボッカチオ』の憧景と言うか、音大ランキングよりも習いたい先生がいる大学を選ぶことが重要であると認識させられたからです。
少人数制の授業で丁寧な指導を受けていますね。

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2024年12月05日 00:57

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2024年12月01日 02:48

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後方で聴いていても、ペライアのように「いすから立ち上がらんばかりに体重をかけ」なくても、深い打鍵を軽々とこなすカランと、「伸びやかで、情熱的な」ヨーヨー・マをコンパクトにまとめた谷口の音が届く、何とも愉悦感に溢れるコンサートでした。

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2024年11月29日 21:08

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