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第9回両国アートフェスティバル2024

公式情報

『二次創作』 芸術監督:山根明季子

2024年08月03日() 19:00 開演

両国門天ホール東京都

https://www.monten.jp/raf9

ピアノ・エレクトロニクス: 林賢黙(イム・ヒョンムック) / ピアノ: 川崎槙耶 / ピアノ: 佐竹裕介 / ピアノ: 大瀧拓哉 / ピアノ: 藤田朗子 / 芸術監督: 山根明季子

【Program 1】
ピエール・シェフェール:ビリュード(1979)
梅本佑利:世界で最も有名なネズミ、ついにその檻から逃げ出す!(2024)
マーカス・フィエルストレム:ピアノ教本 #1(2014)
ベン・ノブト:もう一度言って(2022)
中島夏樹:アルファ/ビート(2016/2024編曲版委嘱初演)
ニコル・リゼー:めまいの海辺(2007)ピアノソロ

【Program 2】
塩見允枝子:遮られた音楽(2002)
塩見允枝子:グランドピアノの為のフォーリング・イヴェント(1991)
ラ・モンテ・ヤング:コンポジション1960 #13 (1960)
トム・ジョンソン:コードカタログより「3音コード」(1985)
ヨハネス・クライドラー:異質(2010/13)
パオロ・カスタルディ:スケール(1970)
山根明季子:イルミネイテッドベイビー(2015)
山根明季子:状態 No.3(2022)
山根明季子:ソロピアノのための新作(2024委嘱初演)

【Program 3】
ヨハネス・ブラームス:バッハによるプレスト(1879)
エリック・サティ:官僚的なソナチネ(1917)
松平頼暁:連星(1990)連弾
塩見允枝子:遮られた夢(2023委嘱初演)
辻田絢菜:ソロピアノのための新作(2024委嘱初演)
中島夏樹:ソロピアノのための新作(2024委嘱初演)
灰街令:ソロピアノのための新作(2024委嘱初演)
梅本佑利:ソロピアノのための新作(2024委嘱初演)

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コンサートについて

芸術監督に作曲家の山根明季子を迎え、掲げるテーマは「二次創作」。
「ポップ」「カワイイ」などのキーワードを操りながら、軽やかに鋭く現代消費社会への批評を続ける作曲家ならではの試みです。
ピアノ音楽を中心とした3種類のコンサートで、6日間にわたってテーマを深掘りします。
親しみやすい小空間で、またオンライン生配信を通して、世代・地域を越えて体験する“今”の音楽に耳を傾けてみませんか。


公演に寄せて
オリジナル、創作性。
2024年。既に数えきれないほどの楽曲が存在し、量産することもできるようになってきている。その一方で、近代的な芸術思想においては、唯一無二の音楽を音符でいちから書くことこそが作曲におけるオリジナルの軸であり、強い権限を持ってきた。
既にある楽曲や概念を何らかの形で意図的に使用する音楽に焦点を当てたのが、今回のフェスティバルである。テーマ名はポップカルチャーの「二次創作」に由来する。本フェスティバルでは、引用・選択・編集の可能性や面白さについて、ピアノのための作品という芸術音楽の視点から思索共有していく。持続可能性が問われる今においてオリジナルと言うとき、一体何がオリジナルで、創作性はどこにあるだろうか。
山根明季子(芸術監督)

【Program 1】
8月3日(土)19:00開演、8月4日(日)14:00開演
ピアノ、エレクトロニクス:林賢黙(イム・ヒョンムック)
8/4トークゲスト :柿沼敏江(音楽学)

【Program 2】
8月7日(水)19:00開演、8月8日(木)14:00開演
ピアノ:川崎槙耶、佐竹裕介

【Program 3】
8月10日(土)19:00開演、8月11日(日)14:00開演
ピアノ:大瀧拓哉、藤田朗子

入場チケット(税込)6/1より受付開始:全席自由・定員30名
*未就学児の入場はできません
*会員・学生チケットは、入場の際、会員証あるいは学生証の提示が必要

配信チケット料金(税込)6/1より受付開始:各プログラム2日目の公演を配信します。
配信チケット受付:Paetix(ピーティクス)

主催:一般社団法人もんてん
協力:株式会社山石屋洋琴工房、ナヤ・コレクティブ
助成:
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]
芸術文化振興基金助成事業



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tshiina

tshiina

2025年12月29日 12:34

METオペラ ライブビューイング 〜ラ・ボエーム〜

演出:フランコ・ゼフィレッリ 出演:ミミ:ジュリアナ・グリゴリアン    ロドルフォ:フレディ・デ・トマーゾ    ムゼッタ:ハイディ・ストーバー    マルチェッロ:ルーカス・ミーチェム    ショナール:ショーン・マイケル・プラム    コルリーネ:パク・ジョンミン    ブノア:ドナルド・マックスウェル ①概要 METのオペラを映画館で見られる素晴らしい取り組み。 配給は松竹で、基本的には松竹系の映画館(Movixとかピカデリーとか)と、松竹から配給を受けている東急系の映画館(109シネマズとか)や木下グループ系の映画館(kino cinemaとか)で見られるようになってる。 本編は、2025年11月8日の上演のラ・ボエームの映像であり、配給期間は2025年12月12日~12月18日ということだった。 きっかけは、ボイトレの先生が非常に良かった、と絶賛していたからなのだが、ワシがこれを認知した時点では既に配給自体は終わっていて、諦めたところだったが、松竹直系の東劇だけはまだ上映していたので、慌てて行ってきた。 正直、オペラは生だろう、という先入観しかなかったので、半信半疑みたいなところがあり、金額的にも映画の金額なので、そんなに懐に痛くないし、という気軽な気持ちでの訪問。 ②METオペラ METは、多分15年くらい前、リンカーンセンターのオペラハウスまで魔笛を見に行ったのと、多分白鳥だったと思うけどバレエを見に行ったことがあるが、正直外観内装含めてオペラハウスの記憶が全くなかった。 映像で確認して、改めて、METってこんな良いオペラハウスだったっけか、と感じた次第。 どうにも魔笛を英語上演だった記憶しかなくて、印象がネガティブだったんだよ。 ROHの方がいいという先入観もあった。 ③感想 予想外に非常に良かった。 タイムテーブル的に、間にインタビューやら次回作の宣伝やらアメリカらしく寄付の勧誘やら色々が入っていて、最初は、余計なもの含まず、オペラの映像だけ見せてくれればいいのに、という印象から入ったが、マジで良かった。 オペラ自体が、そもそも幕で切れて、休憩挟むものなので、実際始まってみれば、正直、インタビューやら次回作の宣伝やらは全く気にならなかった。むしろ故ぜフィレレッリのインタビューも含まれていて演出に込めた思いやイメージも伺えたし、こういった合いの手のインタビュー集の必要説に立つくらい。 ラ・ボエームは、初心者に勧めるオペラの最初の方に挙げられる演目だったりするが、個人的には椿姫かカルメンじゃね、くらいに思っとったけど、改めて見てみると確かにラ・ボエームかもなぁ、と思つた。 フランコ・ゼフィレッリの伝統的演出でラ・ボエームをやるのが、何より素晴らしかった。 とかく、最近は、新解釈とか新演出とかといったしょうもない形で原作を貶める感じの演出が見られる中で、こういう伝統的な演出は安心感がある。 特に、2幕のカフェ・モミュスの賑わいは圧巻。 1幕4幕の屋根裏部屋の狭さ/登場人物の少なさとの対比で、2幕の舞台の賑わい、広さに圧倒される。実際に、動く生きたロバも生きた馬に引かれる馬車も出てきて、こういう派手な感じがMETならでは、と思うし、楽しい。 主軸となるミミとルドルフォ、マルチェッロはみんな素晴らしいわけだが、ミミが圧倒的に美しく、また歌が上手かった。4幕終わりのシーンでの切ない歌なんかはたまらんでしたな。 しかし、何よりムゼッタがやばかった。他の歌い手は比較的若手だったと思うけど、ムゼッタはベテラン配置で、ここへの思い入れが伺えるところ。ムゼッタの登場時間は実はそんな多くないんだが、男を振り回すヤバめな女という外観と内実超いいやつ、みたいな外観と内心との二面性を相当うまく出していたと思われ。 まぁ、METオペラライブビューイングはぜひまた行こうと思つた。 とりあえず最低限、トリスタンとエフゲニー・オネーギンは行こうかなと。 リヒャルト・シュトラウスはばらの騎士が大好きだが、アラベッラは言われてみればよく知らないというか。気になる。 まぁ、いかんせん、所詮映画館なので、そんなしないから、見に行こうかなぁ、と。

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tshiina

tshiina

2025年12月29日 11:43

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