「暮らしの中のクラシック」を目指して——福田ひろみがサロンコンサートで描く音楽の未来
週末の朝、モーツァルトのフルート協奏曲とコーヒーマシンの音で目覚める——そんな音楽に満ちた家庭で育ったヴァイオリニスト・福田ひろみさんは、「クラシックを、もっと近くに。暮らしの中のクラシック。」をコンセプトに、渋谷でサロンコンサートを継続開催しています。
「高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト」のメンバーとして全国を回った経験から学んだ「クラシックを身近に感じてもらう力」を活かし、3ヶ月に1回のペースで開催してきたリサイタルシリーズは、12月7日の公演で第16回を迎えます。
継続することの意味、そして「聞く」から「弾く」へとクラシックの裾野を広げる取り組みについて、福田さんの想いを伺いました。