35名の少数精鋭が奏でる新境地——桃山ウィンドオーケストラが切り拓くジャズ・ポップスの世界
                                        
大阪を拠点に活動する「桃山ウィンドオーケストラ」は、吹奏楽界では珍しく、ジャズやポップスといったジャンルに特化し、異彩を放っています。
2001年に発足した同楽団は、団員わずか35名という少数精鋭ながら、「30名ほどの人数で奏でているとは思えない迫力」を持つ演奏で知られ、2025年2月には「シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会」で初出場ながら金賞を受賞する快挙を達成しました。
コロナ禍を転機に「ポップスといえば桃山ウィンドオーケストラ」というミッションを掲げる同オーケストラの指揮者・中田慎哉さんに、少数精鋭だからこそ実現できるクオリティの高い演奏の秘密と、活動の哲学について伺いました。